どうも、だいちーです。
最近、キャリアに関する面白いツイートを目にしました。
正直言うと、個人的には中長期的なキャリアプランは不要で、「とにかくいい仕事がしたい」という一心で日々の積み重ねがあればいいんじゃないの。
と思うのは、私がビジョン型ではなく、価値観型だから。逆算式ではなく積み上げ式。でも、企業ではまだまだビジョン型が多くてジレンマを抱える現実も。
— 鈴木さくら|キャリアコンサルタント×新米広報 (@39ravivalavida) February 14, 2020
平本相武さんという方が提唱されたようで、元記事は以下です。
自分らしいキャリアを築くために:キャリアに「目標」は必須ではない (1/2)
元記事にタイプ診断も出来る質問項目があります。
ぜひ、自分のタイプを知って自分らしい生き方の参考にしてください。
目次
ビジョン型と価値観型
キャリアや人生に対して人は以下の2タイプに分けられるそうです。
- 将来の夢や目標から発想したほうが動機付けられる人=ビジョン型
- 自分のこだわりや価値観に沿って、日々それを満たしているうちに充実した人生を送れる人=価値観型
どちらかというと日本人は価値観型の人の比率が多いと言われています。
そして、大切なのはそれぞれのタイプに優劣は無いということ。
ただタイプが違うだけです。
自分のタイプを知って、自分に合った生き方を選択すれば良いんです。
人生の成功に「夢や目標」は必要か?
結論から言うと、人生の成功に「夢や目標」は必要ありません。
僕も昔から夢なんて無かったし、目標を立てるのめちゃくちゃ苦手です。
「だから、自分はダメなんだ。」なんて思っていた時期もありますが、それは間違いでした。
価値観型である僕はそう簡単に夢を描けないし、「目標を立てる」ということに対して全く魅力を感じないので、もうこればかりはどうしようもないでしょう。
「夢や目標をエネルギーに変えてバリバリ頑張る」といった理想は、燃えるゴミの日にでも捨てることにしました。
夢や目標が思い浮かばなくても大丈夫
僕自身、子供の頃から将来の夢が無かったり、社会人になってからも目標を持つことが苦手なので、完全に「価値観型」の方の人間です。
価値観型の人にとっては「将来の夢」とか「目標」といった言葉はあまりときめきを感じないものです。
逆に、「自分らしさ」「こだわり」「大事なもの」といった言葉に反応することが多いというのは納得できます。
価値観型である僕は、自分が大切にしている考えによって行動する「今」こそが大事であって、その「今」の積み重ねがきっと自分の望む未来に繋がっていると信じています。
キャリア理論家の大御所であるクランボルツ氏が提唱した「計画的偶発性理論(プランドハップンスタンス理論)」に通じるものがあるなとも感じました。
計画された偶発性理論(英語: Planned Happenstance Theory)とは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論に関する考え方。
個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。
Wikipediaより引用
価値観型に必要なのは自己理解
自分の価値観に沿った生き方が人生の豊かさにつながる価値観型にとって、重要なのは自分を理解すること、
つまり、自己理解です。
価値観型にとって自分が、どんな時に心が満たされているのかを知っている必要があります。
- 何をやっているとき
- どこにいるとき
- 誰といるとき
- どんな状態のとき
などなど。
最近はそうでもないのですが、自己理解本を読み漁っていた時期がある僕がオススメする自己理解本を以下に紹介します。
insight (インサイト) いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう: ストレングス・ファインダー2.0
ハーバードの自分を知る技術
まとめ
- 人のキャリア志向は「ビジョン型」と「価値観型」の2タイプに分けられる
- 将来の夢や目標が動機付けになるビジョン型
- 自分のこだわりや価値観に沿って日々を積み重ねる価値観型
- 価値観型にとって「夢や目標」は不要
- 価値観型に必要なのは「自己理解」
≪おすすめ自己理解本≫
- insight (インサイト) いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力
- さあ、才能(じぶん)に目覚めよう: ストレングス・ファインダー2.0
- ハーバードの自分を知る技術