映画

【衝撃の実話!】映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』あらすじ・感想

どうも、だいちーです。

やっぱり映画館で観る映画って最高ですよね。

最近、以前にも増して映画館に足を運ぶことが多くなってきました。

先日、ル・シネマで観た映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」がもう、本当に良かったので今回記事にしました。

 

原作は著者のディートリッヒ・ガルスカが自身に起きたことをもとにした『沈黙する教室』という小説です。

 

どんな映画?

すべては、たった2分間の黙祷から始まった――
なぜ18歳の若者たちは国家を敵に回してしまったのか?
ベルリンの壁建設の5年前に旧東ドイツで起こった衝撃と感動の実話

1956年、東ドイツの高校に通うテオとクルトは、列車に乗って訪れた西ベルリンの映画館でハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を目の当たりにする。クラスの中心的な存在であるふたりは、級友たちに呼びかけて授業中に2分間の黙祷を実行した。それは自由を求めるハンガリー市民に共感した彼らの純粋な哀悼だったが、ソ連の影響下に置かれた東ドイツでは“社会主義国家への反逆”と見なされる行為だった。やがて調査に乗り出した当局から、一週間以内に首謀者を告げるよう宣告された生徒たちは、人生そのものに関わる重大な選択を迫られる。大切な仲間を密告してエリートへの階段を上がるのか、それとも信念を貫いて大学進学を諦め、労働者として生きる道を選ぶのか……。

 

「僕たちは希望という名の列車に乗った」公式サイト

 

「1つのクラスで行われる犯人捜しがメインで描かれているのかな?」

「誰が裏切って首謀者をチクるのか疑心暗鬼を楽しむ映画かな?」

などと軽い気持ちでこの映画を観始めたわけですが、そんな浅い言葉で語れるほど軽い映画ではありませんでした。(反省)

この映画には本当に多くのテーマやメッセージが詰め込まれており、観る人によって受け取るメッセージは変わってくるかなと思いました。

今回の記事ではこの映画を観て印象に残ったテーマを挙げました。

それぞれが自分の守りたいものを持っている

映画内で各登場人物は自分が大切にしているものを守ろうとします。
  • 主人公のクルトは自分の主義や信念を
  • テオは親友であるクルトを
  • エリックは戦死(したと教えられた)尊敬する父親の名誉を
  • それぞれの生徒の親は愛する子供とこれからの生活を

友情、恋愛、家族、我が子の将来、自己同一性(アイデンティティ)、国家、地位、名誉などなど

このようにそれぞれが自分の大切にしているものを守るために苦悩する様子に、心がグッと鷲掴みされるような感覚になりました。

「生きる」こととは「自分で考える」こと

この映画で特に僕が印象に残っているメッセージがこの「生き方は自分で考える」ということです。

この映画のクライマックスでクラスは閉鎖され生徒たちは退学処分をくらい、行き場を失います。

「これからどうしたら良いのか」困惑するクラスメイトにテオは「自分で考えるんだ」と言います。

学校や親や国家に生き方を教わるのではなく、自ら考えて道を創っていく。

いま、日本には引きこもりが100万人以上いるとされています。

彼らはこの「生き方を自分で考える」機会に恵まれなかったのかもしれない。

いや、そもそも「人生は自分で考えて創るもの」という気付きが得られないような環境や状況があったのかも・・・

大人に反抗することで成長する少年少女

この映画の冒頭、クラスの生徒たちはまだ幼さを残した子供です。

民衆蜂起の犠牲者への黙祷を授業中に始める様子は、真に哀悼の意を示すためというよりはただの悪ふざけの意味合いが強いように見受けられました。

しかし、軽いノリでやってしまった「2分間の黙祷」が後々大ごとになるにつれて、体制の維持のために執拗とも言える首謀者探しをする大人たちへの反発心が生徒たちに芽生えます。

皮肉な話ですが、国家の反乱分子を排除するために大人たちが騒げば騒ぐほど子供たちは反発して自らの主義や信念を強固にしていきます。

逆に言えば、もし大人たちが「2分間の黙祷」を「ただの悪ふざけ」として済ませていたら子供たちは疑問を抱かず、反発をすることもなくこれまでの日常を生きていったでしょう。

過剰な反応による締め付けや言論統制が、子供たちを自立した1人の人間へと成長させたとも取れる映画でした。

そういった意味では真実を知らずに言われるがままの人生を生きる大人にならずに済んだこのクラスの生徒たちはこの先の人生を強くたくましく生きていくことが出来るようで、どこか少し羨ましくも感じてしまいました。

大人たちの言うことを聞いているだけの「よい子」から「自ら考える1人の自立した人間」へ成長する生徒たちが決断を下すクライマックスはこれ以上ないくらいに素晴らしいラストでした。

印象に残っているシーン

まだ未見の方はこの先は読まない方が映画を楽しめると思います。

以下、僕がこの映画で印象に残っているシーン

先の戦争で戦死し英雄だと思っていた父親が実は国を裏切り処刑されていたことを知ったエリックが教師を銃で撃ちそのまま自身の両親がいる教会へ走り出す。
追いかけるテオとクルト(あと1人いたけど誰だかわかりませんでしたwそれにしても錯乱し教師を撃って走り出した銃を所持している友人を危険を省みず必死に追いかけるテオとクルトの姿に既に込み上げてくるものがありました;;)
母親に銃を向け今まで何故、父親の真実を偽っていたのかを問い詰めるエリック
もちろんエリックの母親も、尊敬する父親が国の裏切り者として処刑されたなんて息子に言えるはずがありません。エリックを想って吐いた愛のある嘘です。

テオやクルトに取り押さえられ泣きながらクルトに罪を着せてしまったことを謝るエリックに涙腺崩壊寸前でした。(このシーンで館内の至る所から嗚咽や鼻をすする音が聞こえてきました;;)

まとめ

映画を観終わった後、しばらく映画の余韻が残っている、とにかく心揺さぶられる素晴らしい映画でした。

上映館数が少ない映画ですが、この感動をぜひ映画館で味わってください!
(2019年9月15日の時点で上映は終了しているようです)

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※本ページの情報は2020年2月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

 

 

ABOUT ME
だいちー
だいちー
田舎住みの読書好き人間。麻雀・映画・ボードゲーム・THE BLUE HEARTS/THE HIGH-LOWS/ザ・クロマニヨンズ好き。 21歳から27歳までをブラック企業で勤め「何かが間違っている」と感じてしまい、退職。フリーターをしながら国家資格キャリアコンサルタントを取り、現在はキャリア支援の仕事に就いています。 このブログでは趣味である読書から学んだことを中心に書いていきたいと思っています。 宜しくお願いします(^^)