趣味

岡本君|ザ・ハイロウズ「またねじゃない 本当のさよならだ」

電柱と積乱雲

ハイロウズの『岡本君』という曲。

 

夏が近くなったと感じるこの時期に聴きたくなる曲だ。

マーシーの子供時代の体験をもとに作られた曲だそう。

ハイロウズの中でも際立って暗いメロディーで取っ付き難い曲ではある。

 

岡本君 君がいない 夏はまるでぬけがらのようだ

 

 

昨年、僕も学生時代の友人を一人亡くした。

 

まだ30歳という若さで亡くなった彼とは、高校を卒業して以来一度も会っていなかった。

だから、そこまで深い仲だったとも言えないのかもしれないけれど、それでも高校時代は一緒にお昼を食べて、放課後は駅まで一緒に帰ったりしていたのだ。

 

いつか久しぶりに会って、高校時代の話で盛り上がるなんてことを想像していた。

だけど、その「いつか」はもう実現不可能なものになってしまった。

岡本君 本当のお別れだ またねじゃない 本当のさよならだ

 

彼の葬儀は6月の酷く暑い日に、彼と僕が通っていた高校の近くにある葬儀場だった。

ああいう時、何故か周囲の物が色濃く目に映るのは僕だけなんだろうか?

 

真っ青な空と、異様に白い入道雲。

前日に慌てて買った僕の喪服は周りの人よりちょっと薄い黒。

 

全ての物が普段よりも、はっきりくっきりと目に飛び込んできたのを強く覚えている。

むしろそれ以外のことは覚えていなくて、共通の友人と何を話したかなんて覚えていない。

 

岡本君 また夏が来た 去年よりも暑くなりそうだ

 

今年もまた暑い夏になりそうだね。

ABOUT ME
だいちー
だいちー
田舎住みの読書好き人間。麻雀・映画・ボードゲーム・THE BLUE HEARTS/THE HIGH-LOWS/ザ・クロマニヨンズ好き。 21歳から27歳までをブラック企業で勤め「何かが間違っている」と感じてしまい、退職。フリーターをしながら国家資格キャリアコンサルタントを取り、現在はキャリア支援の仕事に就いています。 このブログでは趣味である読書から学んだことを中心に書いていきたいと思っています。 宜しくお願いします(^^)