どうも、だいちーです。
僕の大好きなロックバンド、クロマニヨンズの「生きる」という曲の歌詞について感じたことを記事にしました。
探しものがあるのではなく
出会うものすべてを待っていた
ザ・クロマニヨンズ 「生きる」
この歌詞の意味を少し考えてみた。
人生の「探しもの」なんてない
冒頭の歌詞が「黄土色のサファリルック 中南米あたりの探検家」とあるから、人はみな何かを探し求めている人生の探検家であると言いたのだろう。
僕らが人生の中で捜し求めているものは何なのだろう?
果たしてそんなものあるのだろうか?
実は僕らは、何かコレといったものを探しているわけではなく、ヒロトがこの曲で歌うようにただ出会うものすべてを待っていれば良いのではないだろうか?
人生の中で出会うものは僕たちにとって、歓迎できるものもあればそうでないものもある。
でも、それらすべてを受け入れて歩き続けるのが「生きる」ということかな?
と思った。
この、どんな人生でも全肯定している感じが、僕の好きな映画「ミスター・ノーバディ」と共通するところがある。
「生きる」の歌詞に共感できる人はこの映画も楽しめるはず。
2092年、科学技術の進歩により不死が実現した世界で、唯一命に限りのある118歳のニモは、死を目前にして過去を回想する。最初の選択は、9歳だったニモが別れた両親のどちらについていくかで始まった……。
映画.com 解説より https://eiga.com/movie/54047/
今はまだ好きなもの情熱を持てるものがなくても良い
そして、2番の歌詞もまた良い。
いつか どこか わからないけど
なにかを好きになるかもしれない
その時まで 空っぽでもいいよ
ザ・クロマニヨンズ 「生きる」
なんて優しい言葉なんだろう。
僕が学生時代に一番出会いたかった言葉かもしれない。
特にこれといって好きなものが無く、情熱を持って打ち込めるものも無かった僕は自分が空っぽで中身が無い存在だと思い続けてきた。
でも、クロマニヨンズの「生きる」を聴いてわかった。
これからの人生で出会うものすべて、その中に本当に好きになれるものがあるはず。
その時まで空っぽのまま待っています。