こんにちは、だいちーです(´-`).。oO
あなたはこんな風に思ったことはないですか?
- 「人が大勢いる場は苦手」
- 「自分をアピールするのが下手」
- 「慎重になりすぎ、なかなか行動を起こせない」
これらは内向型の特徴であり、一見すると短所のように見えますよね?
「内向型」より「外向型」の方がなんとなく良さそう
世間で活躍している人はほとんど「外向型」なんじゃないか?
こんな風に思っていた時期が僕にもありました・・・この本を読むまでは!
「内向型」と「外向型」
「内向型」と「外向型」という言葉を聞いたことが無い方でも、なんとなくイメージで
内向型=おとなしい、暗い、消極的、目立たない
外向型=にぎやか、明るい、積極的、注目を集める
みたいなイメージってありません?
まぁ、これは僕のこれまで抱いていたイメージなんですがw
なので、僕は自分自身を「内向型だろうなー」と思っていますし、
「どうせなら外向型の方が良かったなー」とも思っていましたw
しかし、この本を読んで「内向型」「外向型」について根本的に誤解をしていたことに気付くことが出来ました。
内向型の特徴
「内向型」と「外向型」この2つのタイプの違いは何でしょうか?
まずは内向型について本書から
内向型の人のもっとも顕著な特徴は、そのエネルギー源である。内向型の人は、アイデア、感情、印象といった自身のなかの世界からエネルギーを得ている。彼らは、エネルギーの保有者だ。外の世界からの刺激に弱く、すぐに「もう手一杯」という気持ちになる。これは、イライラ、あるいは、麻痺に似た感覚かもしれない。
エネルギー量をバランスよく維持している内向型人間には、忍耐力、自由な発想、深い集中力、創造性がある。
内向型人間は必ずしも無口で人付き合いが苦手というわけではない。
外の刺激に対して外向型よりも多くの情報を受取ることができるため疲れやすい。そのため、静かな落ち着いた環境でエネルギーを充電する必要があるだけだと著者は言います。
外向型の特徴
外向型については
では、 外向型の人のもっとも目立った特徴はなんだろう? それは、外の世界、つまり、さまざまな活動や人や場所や物からエネルギーを得ている点だ。彼らはエネルギーの消費者なのである。長時間、のらくらしたり、自己反省したり、ひとりで、もしくは、ひとり の人を相手に過ごしたりすると、彼らは刺激不足におちいる。
外向型の人は、社会に多くのものを提供する。気楽に自己を表現し、結果のみに集中し、 人混みや活動を楽しむのだ。
静かな環境でエネルギーを充電する内向型とは対照的に外向型は外に出て活動することでエネルギーを得られるのです。
「内向型」「外向型」診断テスト
さて、あなたは「内向型」「外向型」のどちらのタイプなのか。
あなたの気質を知るために本書では診断テストが設けられています。
A、Bどちらの方がありのままの自分に近いのか答えてみましょう。
(A)
● 物事の中心にいるのが好きだ。
● 多様性を好み、単調だと飽きてしまう。
● 大勢知り合いがいて、その人たちを友達だと思っている。
● 相手が知らない人でも、おしゃべりするのは楽しい。
● 活動のあとは高揚し、もっと何かしたいと思う。
● 前もって考えなくても、話したり行動したりできる。
● たいてい元気いっぱいだ。
● 聞き手になるより話し手になることが多い。
(B)
● 自分ひとりか、二、三人の親しい友達とくつろぐほうが好ましい。
● 深くつきあっている人だけを友達だと思っている。
● たとえ楽しいことでも、外で何かしたあとは、休息をとる必要がある。
● 聞き役になることが多いが、自分にとって重要なテーマについてはたくさん話す。
● 無口で冷静に見え、観察するのが好きである。
● 話したり行動したりする前に、考えることが多い。
● 人前で、または、プレッシャーがかかったときに、頭が空っぽになったことがある。
● せかされるのは好きでない。
Aの方が自分に近いと思うなら「外向型」で、
Bの方が自分に近いと思うなら「内向型」です。
外向型による外向型のための世界で生き辛さを感じる内向型
本書では世界の75%の人々は外向型であるとして、内向型は多数派である外向型人間のために構築された世界で生きている「陸に打ち上げられた魚」のようだと例えています。
そして、外向型のためにある世界で生きていく中で内向型人間は自分で自分のことを誤解して「罪悪感」と「羞恥心」を抱いてしまっているとしています。
「罪悪感」と「羞恥心」の解消の仕方は本書で詳しく述べられています。
まとめ:内向型であるということは圧倒的な強みである
この本を読み終えて、僕はバリバリ内向型なんだなと再認識出来ました。
と言うより、素直に自分自身が持って生まれた気質をやっと受け入れられた感じがします。
世界には75%の外向型と残りの内向型が存在していて、多数派の外向型の方が世間からは評価されやすい仕組みになっている。
だから、内向型の人間には生き辛い世界ではあるけれど、自分の気質を受け入れることで強みに変えることが出来るのではないかなと感じられる1冊でした。
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