【戦争が変えた日本人の経済観】株・投資がテーマの漫画「インベスターZ」

どうも、だいちーです。

最近kindleで読んだ漫画がメチャクチャ面白い上にとても勉強になるなーと思ったので、記事にして紹介したいと思います。

その漫画とは・・・

「インベスターZ」

 

なんか、インベーダーみたいな名前だし、投資がテーマの漫画ってことで内容が難しいんだろうなと思って読み始めたのですが、難しい話はほとんどありませんでした。

元ライブドアの堀江貴文さんや、ZOZOTOWNの前澤さんなど実在の人物も登場して主人公にアドバイスする様子などもユニークで面白いです。

この漫画の中には投資や経済の歴史に関する

「へぇ~そうだったんだ、知らなかった・・・」

ということが多く描かれていて読んでいて勉強になりました。

その中で特に印象に残った話を記事にしました。

「インベスターZ」とは?

インベスターZは「エンゼルバンク」や「ドラゴン桜」の作者である三田紀房さんによる株・投資・経済をテーマにした全21巻の人気漫画です。

 

あらすじ

全国屈指の学業成績を誇る私立の男子中高一貫校の道塾学園には生徒が投資によって学園の運営資金を稼ぐ秘密の投資部が存在します。

投資部では毎年、学年1位の成績で入学したものをメンバーに招き入れ、少人数で学園の資産を運用。

投資部の運用によって得たお金で、学食で提供される食事から教職員の給与、施設の維持拡張に至るまですべての経費が賄われています。

主人公の財前 孝史が投資の知識0から成長していく(とは言っても初めから才能溢れまくりですw)中で投資を行う上での心構えやセオリーなどが描かれている漫画です。

日本人は昔は投資が大好きで、しかも上手だった

実は江戸時代にはアメリカで商品取引所が誕生するよりも100年も前に信用取引(現実にない商品を売買する仕組み)が存在したのです!

漫画インベスターZ

インベスターZ 3巻 kindle版:credit.22 位置No.133/212,134/212

江戸時代の日本人は世界に先駆けて投資を行っていた「投資先進国」だったのです!

 

しかし、現代では海外に比べて「日本人は貯金が好き」というイメージが強いですよね?

家系の金融資産構成

参照:『資金循環の日米欧比較』日本銀行調査統計局

https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf

上記の調査結果にあるように日本はアメリカ、ヨーロッパに比べて家計における現金・預金の比率が高いです。

そして、債務証券、投資信託、株式等の投資における比率が一番低い結果となっています。

では、なぜ江戸時代の日本人が世界に先駆けて信用取引の仕組みを生み出すほど投資好きであったのに、現代ではお金を投資する人よりも貯金する人の方が多いのか?

実は戦争が大きく関係していました。

戦争が変えた日本人の経済観念

貯蓄奨励ポスター

参照:戦争ポスター  中能登町

https://www.town.nakanoto.ishikawa.jp/material/files/group/22/sensouposter.pdf

日中戦争(1937年~1945年)から太平洋戦争(1941年~1945年)にかけて

日本政府は戦争をするために必要なお金の調達に困っていました。

そこで苦肉の策として「国民貯蓄奨励局」なるものを設立して国全体で貯蓄に励むように働きかけます。

それによって「貯金しない=非国民」となるわけですから、それはもう国民の多くは貯金に励んだようです。

戦争が長期化して1941年(昭和16年)には「国民貯蓄法」という法律まで制定され、さらに組織的に展開されていきます。

そして、戦争に負けた後も国を建て直すために国民に貯金を強いる流れは続き、

高度経済成長期→バブル経済期を経て平成まで、親から子へと

「貯金=良いこと」だという刷り込みが現代まで続けられてきたのでしょう。

まとめ

日本人は「貯金が大好きで投資には疎い」といったイメージを持っていたので、今回この記事で紹介したような戦争の歴史が今の日本人の経済観念に結びついていることを知ることが出来ました。

投資という日本人にはとっつきにくいテーマをわかりやすく面白い漫画で描かれているのでぜひ興味のある方は読んでみて下さい。

 

ABOUT ME
だいちー
田舎住みの読書好き人間。麻雀・映画・ボードゲーム・THE BLUE HEARTS/THE HIGH-LOWS/ザ・クロマニヨンズ好き。 21歳から27歳までをブラック企業で勤め「何かが間違っている」と感じてしまい、退職。フリーターをしながら国家資格キャリアコンサルタントを取り、現在はキャリア支援の仕事に就いています。 このブログでは趣味である読書から学んだことを中心に書いていきたいと思っています。 宜しくお願いします(^^)