1兆ドルコーチ【シリコンバレーの伝説コーチは『何を』『どうやって』世界を変える人材をマネジメントしたか

どうも、だいちーです。

今回はシリコンバレーの伝説コーチと呼ばれた「ビル・キャンベル」について書かれた書籍『1兆ドルコーチ』を読んだ感想を記事にしました。

シリコンバレーの伝説コーチ「ビル・キャンベル」とは

上の動画はスティーブ・ジョブズの追悼式でスピーチをするビル・キャンベル氏です。

 

ビル・キャンベル氏はAppleやGoogle、フェイスブックなど、シリコンバレー中のCEOをコーチした伝説のコーチです。

正直僕はこの本を読むまでビル・キャンベルという人物を知らなかったのですが、とにかくすごい人物であったようです。

 

その証拠に彼が亡くなった時、別れの会に列席した人物が半端ないです。

  • ラリー・ペイジ(Google共同創業者、元CEO)
  • セルゲイ・ブリン(Google共同創業者)
  • マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック共同創業者兼会長兼CEO)
  • シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO)
  • ティム・クック(アップルCEO)
  • ジェフ・ベゾス(Amazon.com の共同創設者でありCEO、取締役会長、社長)

などなど・・・革新的な技術やアイデアで世界を変革してきた先駆者や有力者ばかり!

これだけでこの本を読む価値が大いにあると思い、すぐさま手に取りました。

 

本書ではビルが「何を」「どうやって」コーチしたのかを次の4つに分けて書かれています。

 

  1. 人がすべて
  2. 一緒に働く人たちとどうやって信頼関係を築いていったか
  3. どうやってチームを構築していったか
  4. どうやって職場に愛を持ち込んだか

それぞれについて印象に残った点を記事にしました。

人がすべて

はじめに、ビルは「人がすべて」という信条を常に大切にしていた。

「人がすべて」という原則の元、ビルが長年かけて開発し磨きをかけたコミュニケーション法の1つに「旅の報告」というものがあります。

会議でスタッフ1人1人が週末何をしたかを尋ね、旅行に行ったものがいれば簡単に旅の報告をしてもらうというもの。

 

目的は以下の2つ

  1. チームメンバーが家庭や仕事外で興味深い生活を送る人間同士として、お互いのことを知り合えるようにすること。
  2. 全員が特定の職務の専門家や責任者としてだけでなく、1人の人間として最初から楽しんでミーティングに参加できるようにすること。

あくまで「人」に焦点を当てて、お互いを1人の人間として尊重していたのでしょう。

 

楽しい職場環境が高いパフォーマンスと相関関係にあることを理解して、そうした環境を作り出すには家族や楽しいことについて話すのが一番だからです。

 

一緒に働く人たちとどうやって信頼関係を築いていったか

信頼を確立することはチームの「心理的安全性」を育むための主要な条件としています。

「フリーフォーム」で話を聞く(自然体でということだろう)、相手に全神経を集中させ、じっくり耳を傾け、相手が言いそうなことを先回りして考えず、質問を通して問題の核心に迫れ。

とあります。

これは「傾聴」と言われるコーチングのテクニックそのものと言えるでしょう。

 

他にも、

  • 「完全な率直さ」を身につけ、フィードバックは徹底的に正直で率直に、そしてできるかぎり早く与える。
  • ネガティブなフィードバックは人目のないところで与えよ。
  • 「すべきことを」を指図するな。物語を語り、自力で最適解にたどりつけるよう導け。

などの教えは、コーチに必要な姿勢を示されています。

 

どうやってチームを構築していったか

ビルは常に「チーム最優先」の原則のもと、人々にも「チームファースト」の姿勢を求めました。

本書ではチームを最適化すれば問題は解決するとしています。

では、そのチームをどう構築するのか?

 

ビルは「耳を傾け、目をこらし、理解やコミュニケーションのギャップを埋めよ。」

として人々のあいだの「小さな隙間」を埋めることで強固な絆で結ばれたチームの構築に努めていたようです。

 

なかでも、「小さな声かけ」がどうやら大きな効果をもたらします。

ビルはチームリーダーの苛立ちに気付くとそれを見過ごさず、一言二言話しかけたそうです。

それも、どういう決定を下すかの指図ではなく、本人が決定を下すように促していたとのこと。

 

どうやって職場に愛を持ち込んだか

「個々のやさしさ」が「組織のやさしさ」となる。

組織とは人の集まりであるから、これは本当にその通りであるだろうと思います。

 

やさしい組織とは人を大切にする組織です。

人を大切にするには、人に関心を持たなくてはなりません。

プライベートな生活について尋ね、家族を理解し、大変な時には駆けつける必要があります。

 

スタッフ本人のみならず、その家族にまで関心を持って理解する姿勢が大切だと本書では述べています。

 

まとめ

最後に、本書の中で僕が一番心に響いた金言を紹介して記事を書き終えます。

「ありのままの自分」をさらけだす。人はありのままの自分でいられるとき、そして全人格をかけて仕事をするとき、最もよい仕事ができる。

 

ビルの愛あるコーチングがGoogleやApple、フェイスブックの今の成功を生み出し、そして世界に大きな影響を与えたことを知ることが出来た1冊でした。

 

 

ABOUT ME
だいちー
田舎住みの読書好き人間。麻雀・映画・ボードゲーム・THE BLUE HEARTS/THE HIGH-LOWS/ザ・クロマニヨンズ好き。 21歳から27歳までをブラック企業で勤め「何かが間違っている」と感じてしまい、退職。フリーターをしながら国家資格キャリアコンサルタントを取り、現在はキャリア支援の仕事に就いています。 このブログでは趣味である読書から学んだことを中心に書いていきたいと思っています。 宜しくお願いします(^^)