どうも、だいちーです。
今回はマスターコーチ谷口貴彦さんのザ・コーチシリーズ第3弾『ザ・コーチ3 時間泥棒と賢者の地図』を読んだので印象に残った点を記事にしました。
突然ですが、あなたは
「仕事や家事、その他にもやることがいっぱいあって、気付いたら自由な時間がない・・・もっと時間を管理できるようになりたい」
と思ったことはないですか?
この本を読むとわかるのですが、結論から言うと
時間を管理することは出来ません。
しかし、自分の意志で決断した出来事(行動)を管理することは出来ます。
つまり、タイムマネージメントではなくライフマネージメントの方が正しいという考え方です。
本書ではこのライフマネージメントに必要な考え方が『ザ・コーチ』お馴染みのストーリー形式で読みやすく学ぶことが出来ます。
- 仕事や家事で忙しくいつも時間がない
- 時間管理術を習得したいけど何から取り掛かって良いかわからない
- 休日や暇な時間をテレビを観たり、ネットサーフィンなどで何となく過ごしてしまっている
時間=黄金の金貨

まず、僕たちにとって「時間」とは何なのか。
これを本書では「時間=黄金の金貨」として神様から与えられたものだとしています。
時間とは、生まれた時に最初に神様からもらう黄金の金貨で、死ぬまでに使える量は決まっている。それに、貯められない。生きている間、日々、意識的だろと無意識的だろうと、必ず減っている。その金貨を使って何かに変えて生きているんだ。 つまり、子どものお小遣帳みたいに、最初に神様からもらった金貨を何に使ったかを記した物が、その人の人生なんだ。
ザ・コーチ3 時間泥棒と賢者の地図 位置No.1188
そして、時間にもお金と同じように
- 浪費
- 消費
- 投資
の3つの使い方があります。
時間の浪費
浪費とは無駄に使うことなので、これを時間で考えると
- 「大して観たいわけでもないテレビ番組をただ何となく観る」
- 「ただ、漠然と悩んでいる」
など、かけた時間に対して何か得られる効果や効用がないもののことがこれに当てはまります。
時間の消費
時間の消費はかけた時間を何かの効果と交換するイメージです。
- 移動時間
- 空腹を満たすだけの食事の時間
まったくの無駄にはなっておらず、何かの対価に時間を使う感じでしょうか。
時間の投資
投資は利益を得るためや、将来を見越してリソースを注ぎ込むことです。
また、自分の本当に大切だと感じているもののための時間を使うことも投資にあたります。
時間を投資するとは
- 将来の為に勉強をする
- 翌日の為の睡眠時間
- 大切に思う人と時間を過ごす
自分が大切にしていることや、将来の利益のためになることが「時間の投資」という考え方で構わないでしょう。
限りある時間を何に使うか?

僕たちに与えられた1日の時間(黄金の金貨)には限りがあります。
1日=24時間=1440分=86400秒
です。
この与えられた1日1日の時間を何に使うかでその人の人生が創造されていきます。
この「何に時間を使うか」を決めるうえで指針となるのが「価値観」です。
先ほどの「浪費」「消費」「投資」を分類するうえでも「価値観」を明確にしておくことが重要となります。
価値観に沿って生きるということは、「大切なことを大切にして生きるということ」です。
こうやって読むと当たり前のことを言っているだけのように見えますが、これが普段僕たちは当たり前に出来ていないことが多いから、
- 「やらなかった後悔」
- 「家族のために仕事を頑張った結果、家庭崩壊」
- 「生きる意味がわからずただ漫然と毎日を過ごしてしまう」
といったことが起こってしまいます。
自分の価値観の明確化や人生の目的を見つける方法については過去作の方が深く学べるかなと思いますので、↓の記事を読むことをオススメします。
まとめ
本書を読んで、毎日当たり前のように流れている「時間」についての考え方が圧倒的に変わりました。
僕の中で、時間を「何に使うか」と同様に「何に使わないか」もとても大事であると感じられたので、時間を浪費することのないよう計画的な時間割りを作ってみたいと思わせてもらえた本でした。
「常に時間がなくて忙しい」「ただ毎日何となく過ごしてしまっている」という時間泥棒に時間を奪われてしまっている方にオススメしたい本です。
この書籍はKindle Unlimited読み放題書籍です。月額980円で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスが初回は30日間無料です。
kindle Unlimited ≪30日間無料体験に申し込む≫