【脳科学から生まれたすごい読書術】『死ぬほど読めて忘れない 高速読書』上岡正明

どうも、だいちーです。

今回は

「死ぬほど読めて忘れない 高速読書」

という本を読んだので記事にします。

本のタイトルがちょっと大げさな気もしますが、これまで読んだ速読について書かれた本とは違っていたので、読んで印象に残った点を記事にしました。

本の表紙にも書いてある通り

  • 本を読んでもすぐ忘れる
  • 読むのが遅くて時間がかかる
  • 本を読んで得た知識を活かして人生を良くしたい

といった方にオススメの書籍です。

 

本書と他の速読本との違い

ただの速読ではない。

人生を変える読書術、それが高速読書である。

死ぬほど読めて忘れない高速読書

 

書店に行けば多くの速読術について書かれた書籍が本棚に並んでいます。

フォトリーディング、眼筋を高速で動かす、ミカンを頭の上に乗せたイメージで集中する、などなど。。。

僕自身、過去に試した速読術もありましたが、正直これといった効果は見込めませんでした。(試してもすぐ辞めてしまうので長期間の訓練が必要であるなら効果がなくて当然ですが・・・)

著者も述べていますが、本書に書かれた「高速読書」術は、いわゆる速読術とは別物だとしています。

速読:ひたすら速く、たくさん読むことが目的 ⇒ 覚えていなければ無意味

高速読書:たくさん読んで記憶に定着させるのが目的 ⇒ 得た知識を仕事や生活に活かせる

また、最新の研究で速読は科学的に不可能であることも認められたようです。

 

ライブドアニュース:「速読」は不可能だと科学的に証明 「飛ばし読み」が最も有効

 

本を読む前に「目的」を明確にする

高速読書を実践する前に、まずは本を読む目的を明確にすることが大切です。

ビジネス書や実用書を読むときに、その本から何を学び取りたいのか?という本を読む目的があるはずです。

  • コミュニケーション法を学びたい
  • 論理的な文章を書く方法が知りたい
  • 株で儲ける方法を知りたい

この目的意識や課題意識を言語化することが、高速読書をするうえでとても重要です。

本を読む目的を意識して読み進めていくことで、自分にとって必要な情報と不必要な情報が明確になり、読み飛ばしても良い部分を認識することが出来るからです。

また、僕もそうなのですが、「本を読むからには最初から最後まで順番に沿って読み進めないといけないものだ」という思い込みが働きがちです。

そういった思い込みは高速読書においては邪魔でしかありません。

自分に必要な情報だけを本から抜き出す!という気持ちで、

それ以外の情報は読まずにバッサリと切り捨ててしまう覚悟が必要です。

1冊を3回に分けて読む

1冊を2時間かけてじっくり読むよりも、短い時間を設定して3回ぐらいに分けて読むと記憶への定着しやすいです。(脳科学の「分散効果」)

  1. 1回目は15分で、ざっと全体に目を通しながら気になった箇所をドッグイヤー
  2. 2回目は10分で、ドッグイヤーした箇所を中心に青ペンで気付いたことや感情を本に書き込む
  3. 3回目は5分で、青ペンで書きこんだ箇所を中心に「得た知識をどう行動につなげるか」を考えて、青ペンでさらに書き加える

❶~❸までをそれぞれ時間を開けて、出来れば違う場所で本を読むと記憶に定着しやすくなります。

(例)
朝:通勤電車内で❶

昼:昼休憩時に職場で❷

夜:寝る前にベッドで❸

 

【1回目】ざっと全体に目を通す

椅子に座り、タイマーを15分で設定する。集中して一気に全体を読み進めていきます。

この時に文字を振り返ったりせずにとりあえず一気に流して読むのだが、気になった箇所にページの端を折る「ドッグイヤー」などで目印をつけておきます。

ポイントとして読まなくていい部分と読むべき部分を次のように述べています。

読まなくていい 目次、あとがき、イラストや図表
読むべき タイトル、帯(表裏)、カバーの折り返し(前そで)、著者プロフィール

 

【2回目】1回目に気になった部分を集中的に読む

2回目は1回目でドッグイヤーした箇所付近を集中して読みます。

それと同時に気付いたことや、感じたことを青ペンで殴り書きするように本に書き込むと記憶に残りやすいそうです。(脳科学の「エピソード記憶」)

2回目では、すべての文章を読む必要はなく、ドッグイヤーした箇所や自分にとって必要だと感じる箇所だけ読んでいきます。

【3回目】青ペン箇所を中心にアウトプット方法を考えながら読む

3回目では読んで得た知識をどう具体的な行動に結びつけるかを考えて、その内容を青ペンで書き加えながら読んでいきます。

アウトプットノートと呼ばれるノートに書き込むために自分にとっての重要箇所を青ペンでさらに本に書き込んでいく読み方となります。

 

アウトプットノートの書き方は

  1. ノート見開きで縦に4分割する
  2. ノートの上の方に左から順に「本を読む目的」「読んだ本」「エッセンス」「行動プラン」と書き込む
  3. 「エッセンス」から具体的な「行動プラン」へと自身が取れる行動に落とし込む

 

「エッセンス」はその本の要点や自分が重要だと感じた箇所を20文字程度で箇条書きで書く(5~6個、あるいは多くて10個ほど)

 

本から得た知識を行動に結びつける

「ACTION」と書かれた小さなブロック

アウトプットノートに書いた「行動プラン」を実際の現実世界での行動に結びつけなければ人生に何の変化も訪れません。

そのため「行動プラン」で書いた項目に優先順位を付けたり、自分が現状どれだけ達成できているかをスコアで自己評価したりといった工夫をする必要があります。

  1. 読書
  2. アウトプットノートを書く
  3. 行動プランを立てる
  4. 行動
  5. 行動の評価

といったサイクルになって初めて、読書によって得た知識や情報が現実世界に影響を及ぼすのです。

行動の評価をして失敗したり、上手くいかないこともあります。

そんなときは、また別の書籍から知識や情報を得て、行動に繋げるサイクルが回ります。

すると、明確な目的を持って本を読むことになるので、読書によって仕事や生活に成果をもたらすことが出来ます。

 

まとめ

  • 本を読み始める前に、「目的」「課題」を意識して何を学び取りたいか考える
  • 1冊を3回に分けて時間を開けて、違う場所で読む
  • 1回目は、気になった箇所をドッグイヤーしながら、ざっと全体に目を通す
  • 2回目は、ドッグイヤーした箇所に青ペンで気付いたことや感情を書き殴る
  • 3回目は、青ペン箇所で得た知識をどうアウトプットするか考え、さらに青ペンで書き加える
  • アウトプットノートの行動プランに優先順位を付けたり、スコアで自己評価して行動に結びつける

 

 

ABOUT ME
だいちー
田舎住みの読書好き人間。麻雀・映画・ボードゲーム・THE BLUE HEARTS/THE HIGH-LOWS/ザ・クロマニヨンズ好き。 21歳から27歳までをブラック企業で勤め「何かが間違っている」と感じてしまい、退職。フリーターをしながら国家資格キャリアコンサルタントを取り、現在はキャリア支援の仕事に就いています。 このブログでは趣味である読書から学んだことを中心に書いていきたいと思っています。 宜しくお願いします(^^)